債務とは

遺産には、積極財産と消極財産があり、この消極財産のことを債務といいます。
債務とは、返さなければならないお金のことで、平たく言うと「借金」です。
そして債務も相続の対象となり、相続人となったら、亡くなった人に代わり、借金を返済していかなくてはいけません。
消極財産は、債務の弁済を受ける債権者が存在します。

可分債務とは

可分債務とは、もともとの価値や性質を変えずに、金銭などの財産を分割し、相続人がそれぞれ、その相続分に応じて承継することです。 債権者は、各相続人に分割額を請求します。
特定の相続人に債務を承継させる場合には、相続人全員と債権者の同意が必要です。

不可分債務とは

不可分債務とは、複数の債務者同一の不可分な給付義務を負う債務のことです。
不動産の明け渡しまたは引渡し、や所有権の移転登記義務等は不可分債務です。
不可分債務は、相続人が複数の場合でも、 債権者はその複数の相続人に対して、 履行を求めることができます。

債務の相続

遺産相続するにあたって、積極財産よりも債務の方が多いという場合もあります。
その場合は、相続人は、相続を放棄すれば債務も相続することはなく、借金の返済もなくなります。
相続の放棄をすると、相続人でなくなるので積極財産があった場合には、積極財産も放棄するということになります。
相続人は、金銭だけでなく、土地・建物、や有価証券などの財産と、借金を考慮し、相続をどうするか決定します。

相続税や債務控除など、相続は担当する税理士・会計士によってずいぶん変わってきます。
早いうちにご相談ください。